リバプールのディフェンスのことを書いてみたいと思います。
昨シーズンまでのリバプールは、攻撃は凄いが守備が課題だと言われ続けてきました。
しかし、今シーズンは飛躍的な改善をしており、それは数字を見れば明らかです。
ここまで、プレミアリーグを22試合戦い、リバプールが許した失点は僅か10点。
リバプールの次に失点が少ないのは、マンチェスター・シティとチェルシーの17失点という状況です。
私としては、今後リバプールのディフェンスは、更に良くなっていくことは間違いないと考えています。
まず、昨年の1月にファン・ダイクを獲得。
これが実に大きかった。
さらに、昨年の夏には、ゴールキーパーに念願のアリソンを迎えています。
この二人がどしーんといることにより、どれだけの安定感をディフェンスに与えたかは、計り知れません。
単に良いプレイヤーというだけではなく、リーダーシップがありますからね。
コーチングもばっちりです。
さらに、リバプールのディフェンスラインは、総じて若い。
これが、ポジティブな要素だと、私は思っています。
トレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスは、今後どんどん伸びて行くだろうし、何と言ってもアンドリュー・ロバートソンの飛躍が大きいですね。
ロボに関しては、いまやプレミアリーグを代表する左サイドバックになった!といってもいいと思います。
攻守にわたり、リバプールの大きな武器となっています。
あとは、沢山の試合を戦っていく中で、ターンオーバーをしても戦力が落ちないように整備していけば、今後数年、リバプールのディフェンスは、プレミア最高!ということが断言できるようになると思います。
攻撃的フットボールは魅力的だし、リバプールの醍醐味だと思いますが、負けないチームをつくるには、やはり守備力は重要。
そういった意味で、今シーズンにおけるディフェンスの改善は、リバプールにとって大きな意味を持っていると思います。
つい先日には、ティーンエイジャーのデビューもあったし、未来は明るい。
今後数年にわたり、リバプールのディフェンスは鉄壁!という時代をつくっていきたいですね。
そのことが即ち、タイトルへの道だと確信しています。